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日本ボランティアコーディネーター協会
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂2-13 末よしビル別館30D
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ボランティアコーディネーターのためのQ&A

Q1 ボランティアって何ですか?

A1

ボランティア(volunteer)という言葉の語源は古典ラテン語の「volo」に由来し、willと語源を同じにする言葉です。日本語では「喜んで〜する」という意味があり、人々が自発的に何かをやりたい気持ちを表す言葉といえるでしょう。

ボランティア活動の性質は、「自主性・主体性」「社会性・連帯性」「無償性・無給性」「開拓性・創造性」の4つの原則をあげて説明されますが、もともとの意味からは“自発性”が原点であることがわかります。誰かに強制されたり、無理にやらなければならない活動ではないのです。

またボランティア活動を「奉仕活動」と同義語に使う場面が見られますが、「奉仕」という言葉には、下のものが上のものに仕えるといった縦の関係性や、あるものがないものに施すようなイメージがあり、対等につながりパートナーシップを築こうというボランティア活動の趣旨とは異なります。

するのかしないのか、どのようなテーマを選ぶのか、どこでやるのか・・・。活動の選択を本人の自由な意志に任されている、まさに「私」発の活動といえます。

Q2 ボランティアコーディネーターって何ですか?

A2

日本ではまだ十分浸透しているとはいえませんが、阪神・淡路大震災時にボランティアが大勢駆けつけた際、活動希望者と現地のニーズ調整がうまくいかなかった体験をしたことで、“コーディネーターが必要だ”という論調と認識がずいぶん広がりました。

社会福祉協議会のボランティアセンターや民間のボランティア協会では、職名として「ボランティアコーディネーター」を名乗るスタッフは珍しくありませんが、福祉施設や病院、大学ボランティアセンターなどでも少しずつ増加しています。

日本ボランティアコーディネーター協会では、ボランティアコーディネーターについて、『市民のボランタリーな活動を支援し、その実際の活動においてボランティアならではの力が発揮できるよう市民と市民または組織をつないだり、組織内での調整を行うスタッフ』ととらえています。この人たちの多くがボランティアコーディネーターの名称を使っていないのが現状です。

ボランティア活動が、多様なスタイルの市民活動として展開されるなか、多様な分野においてボランティアを支えるスタッフは確実に増えています。協会では、これらの人たちの総称として“ボランティアコーディネーター(Volunteer Coordinator)”という呼称を使用し、その専門性の向上と社会的な認知を高めるための活動をしています。

Q3 ボランティアコーディネーターにはどうしたらなれるのですか?

A3

最近では行政が研修を修了した受講者に対し災害ボランティアコーディネーターの認定や登録を行ったり、社会福祉協議会が地域の福祉活動の推進役として認証するような動きが見られるようになりました。これらは、ボランティアコーディネーターを専門の職業としてではなく、市民活動の一環として位置づけているケースです。

職業としてボランティアコーディネーターをめざしているなら、現在のところ、ボランティア協会や社会福祉協議会のボランティアセンターのスタッフになる方法があります。ただし、団体によっては人事異動で他の部署に移る可能性があり、継続的にボランティアコーディネーター業務に就けるわけではありません。

また、大学ボランティアセンターなどでボランティアコーディネーターとして職員を採用するケースは徐々に増えています。

ボランティアを受け入れている施設や病院、NGOなどでは、その多くが他の業務との兼務によりボランティア受入れや育成の仕事を担っており、ボランティアコーディネーション業務に専念できるケースは少ないのが現状です。

ボランティアコーディネーターを専門的な業務としての社会的な認知を高め、ボランティアコーディネーターになる道を広げていくことで活躍する職場も広がっていくと思われます。

Q4 ボランティアコーディネーターの資格制度はないのですか?

A4

現在のところ「ボランティアコーディネーター」には決められた資格制度や独占する業務はありません。各々の組織や個人の意思と判断で“ボランティアコーディネーター”を職名として使用しているケースがあるというのが実状です。

資格には国家資格のような公の制度と、民間団体(商工会議所

や大学、専門学校、同業者団体、専門職能団体など)が付与する資格や認定制度がありますが、いまのところ「ボランティアコーディネーター」の名称での資格や認定制度はありません。

日本ボランティアコーディネーター協会では、ボランティアコーディネーション業務には専門性が必要だと考えており、そのなかには職業として確立していく領域があると考えています。そのためには、社会的に求められているボランティアコーディネーターの機能を明らかにし、コーディネーター自身がその機能を発揮するために必要な専門性(価値観、知識、技能)を身につけることが重要です。 

協会では2006年から、質の高いコーディネーションをしている人たちを応援していくために、“専門性の認定”のしくみについての検討に着手し、「ボランティアコーディネーション力検定」と「認定ボランティアコーディネーター」の2つのシステムを確立しました。09年度から「ボランティアコーディネーション力3級検定」、10年度から「2級検定」を実施。12年度以降、1級検定、認定ボランティアコーディネーターと専門性を高めるしくみを導入していきます。


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